乾燥による小じわを気にする女性

夕方に鏡を見たら、目尻にうっすらしわができていた。
そんな経験はありませんか?
お肌が乾燥すると、若いときでもしわができることがあります。
乾燥による小じわは、どの年代でも、どんな季節でもできるリスクがあります。
そこで、ナールスエイジングケアアカデミー編集部の「乾燥による小じわの原因と改善するための10の対策」を参考にして、乾燥による小じわの原因と対策についてお伝えします。

 

乾燥による小じわは消すことができる?

しわには、主に乾燥による小じわ、真皮の衰えによる真皮じわ、顔の表情のくせによる表情じわの3種類があります。
この3種類のうち、乾燥による小じわは、しっかりスキンケアやエイジングケアすることで改善できます。

 

乾燥による小じわの原因は?

乾燥による小じわの原因は、ご想像通りお肌の乾燥です。
乾燥と一口に言っても、お肌が乾燥してしまう原因はさまざまです。主な原因を見ていきましょう。

 

①間違ったスキンケア習慣

クレンジングや洗顔の回数が多すぎたり、こすりすぎや力の入れすぎなどで、お肌に本来必要なうるおい成分まで取り除いてしまい、肌のバリア機能を弱めてしまっている場合があります。
また、化粧品も使い方を間違えてしまうと、逆に乾燥を進めてしまうことがあります。
美顔器の使いすぎや毛穴パックで角栓を取るなどもお肌の乾燥を進めます。
その結果、小じわを目立たせることもあります。

 

②年齢を重ねること

お肌の潤いを保つのに大切な水分やセラミドは、年齢とともに減っていきます。
また、とくに女性は、皮脂量も年齢とともに減っていきます。
年齢を重ねることで、乾燥による小じわのリスクは高くなります。

 

③紫外線によるダメージ

紫外線ダメージはお肌が乾燥させます。

さらに、紫外線はもっと怖いたるみやほうれい線、深いしわなど光老化をもたらします。
そのため、乾燥による小じわ対策だけでなく、エイジングサインを予防するためにも紫外線対策も必須です。

 

④その他の乾燥による小じわの原因

ほかにも、不規則な生活習慣や外気の乾燥、急激な温度や湿度の変化、花粉などの外的刺激なども乾燥肌の原因となります。

 

乾燥による小じわの予防や改善の対策は?

乾燥による小じわの予防や改善の対策は、正しくスキンケアすることと、紫外線対策を行うことです。

 

①正しくスキンケアする

正しいスキンケアとは、具体的にはお肌を清潔に保つことと、保湿することです。
お肌を清潔に保つために使うクレンジングや洗顔料は、お肌の潤い成分を落としすぎないものを選びましょう。ジェルなど直接お肌になじませるものは、軽い力加減で優しくなじませます。泡立てるタイプのものは、しっかりきめ細かい泡をつくり、泡で汚れを包み込むように優しく洗います。また、すすぎの際は熱いお湯ではなく、ぬるま湯ですすぎましょう。
お肌を清潔にしたあとは、化粧水やクリームなどで、水分や油分、保湿効果のある成分を補いましょう。小じわが目立つ場合、美容液や保湿力の高いクリームなどで、改善をめざしましょう。
保湿は次の3つを意識して、配合成分などを考慮して使うアイテムを選びましょう。
・水分を与える(Give Water)
・水分を保持する(Keep Water)
・水分の蒸発を防ぐ(Cover Water)

 

②紫外線対策

紫外線は1年中降り注いでいますので、秋や冬も紫外線対策をしましょう。
日差しが強い夏場は特に入念なケアが求められます。
また、紫外線は屋内に居ても届いていますので、外出しない日もケアを忘れずに行いましょう。

 

まとめ

乾燥による小じわの原因や対策をご紹介しました。
乾燥による小じわはスキンケアやエイジングケアで改善することができるお肌悩みです。
だからと言って、放置してしまうと、真皮じわなどに発展してしまうこともありますので、しわが深くならないうちに、早めのケアを心掛けましょう。
この記事が、健やかな素肌づくりのお役に立てば幸いです。