ブランド品や時計、衣類、着物、切手など趣味で集めていたものを買取に出す方が増えたようです。
新型コロナの影響により、家計の赤字を埋めるために売る方もいらっしゃるのですが、家にいる時間が増えたことから片付けに目を向ける方も増えたようで、不要なものを買取に出す方が増えたという経緯もあるようです。

そんな需要が伸びている買取ですが、今回は買取の中でも特に需要が高い着物の買取に関して、どういった着物が高く売れるのか、また売る際の注意点等簡単に紹介したいと思います。

箪笥の肥やしになっていた着物を売ろうと思っている方は是非ご参考ください。

参考:着物買取サイトのトラベルスイング

 

作家物の着物は高く売れる

羽田登喜男等の人間国宝と呼ばれる方々の作品は希少性があり高く売れます。
落款や証紙がついているかと思いますので、もし有名作家の着物をお持ちのケースでは大切に保管しておきましょう。
ただ、こうした着物が箪笥の肥やしになっているケースはほとんどありませんので、掃除をしていたらたまたま出てきた、というケースではあまり心配しなくても大丈夫です。

 

大正ロマン着物(アンティーク着物)はファンも多く高く売れることがある

昭和初期以前までの着物をアンティーク着物と呼ぶのですが、これらはファンも多く高く売れることもあります。
箪笥の肥やしになっていたケースではこれに該当することが多いです。
一見ただの古い着物にしか見えないこともありますが、邪魔だからと言って捨ててしまったりしては勿体無いですので、試しに査定に出してみましょう。思いのほか値段がつくこともあります。

 

有名産地の着物は高く売れる

大島紬や結城紬といった産地の名前がついた着物の名前を聞いたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
こうした産地物の着物は高く売れます。
こうしたものは本物であることを証明する証紙がついているはずですので、売る時には証紙も一緒に査定に出すようにしてください。
証紙の有無で金額は大きく変わります。

 

大きなサイズの着物

年々人類の体格は良くなってきており、昔と比べると平均身長も高くなっています。
そうしたこともあり、小さなサイズの着物よりは大きなサイズの着物の方が需要にマッチすることから高く売れる傾向にあります。

祖母の家を掃除していたら着物が出てきた、というケースも良く聞くのですが、そのころの人は小柄な人が多いので、サイズが小さかったりするケースが多く、現代の人には合わないことが多々あります。

そのため、一定以上のサイズの着物の方が高く売れるケースが多いです。

 

まとめ

簡単ではありますが高く売れる着物の傾向について説明させていただきました。

実際に売ることをお考えのケースでは着物に精通したプロの査定士がいる買取店にお願いするようにしましょう。着物は専門知識が無いと査定が難しいためです。

貴重な着物が安く買いたたかれてしまうことも有るのでご注意ください!